グッドデザイン賞受賞に至るまでたくさんの方にご協力をいただいた。。マーケティングコンサルタントとして適切なアドバイスをしていただいた加藤さん、ブランディングやビジュアルのデザインをしていただいた山西さん、日本の伝統色を教えていただいた吉田山荘の女将さん、そして、情熱をもって商品の開発にあたっていただいたイワタの社員の皆さんに心より御礼申し上げたい。
受賞したのはイワタの新ブランド「Larkowl」高級天然毛オーダーメイドマットレス。
開発の当初より二つの思いがあった。
ひとつは「眠り」に対する思い。ブランド名にもその思いを表した。
英語でLARKは【ひばり】、OWLは【ふくろう】の意。LARKは朝早く目が覚める「朝型睡眠者」、OWLは宵っ張りの「夜型睡眠者」の象徴である。すべての人にぐっすり眠っていただきたいという願いを込めた。
日本は南北に長く、四季の変化がある。寝室の温度・湿度は季節によって大きく変動する。そんな日本にふさわしいマットレスが開発したかった。史実によると、古代より日本では筵(ムシロ)状を重ねて綴じたものを「畳」とし、マットレスに使用したとされる。その知恵を拝借し、睡眠環境学的視点で素材と構造に工夫した。
もう一つは「環境」に対する思い。
耐用年数が長い商品だけに、後世に環境の負荷をかけたなかった。あらかじめ仕立て替え・パーツ交換できる設計にし、安全に焼却できる素材のみで構成した。ポリエステル部は再生化資源としても利用する。素材はすべて有害物質の安全性を示すエコテックスの認証を受けた。
グッドデザイン賞審査員の評価コメントは以下のとおり。
「何種もの獣毛を積層構造で用い、鋼線スプリングにウレタンという従来のマットレスとは全く違う新しい感触の寝心地をデザインしている。金属を一切使わず、これまで廃棄するしかなかったマットレスの仕立替え・パーツ交換を前提に作られており非常にサステナブルでもある。」
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